
CGWORLD 2005年8月号 Vol.84 (シージーワールド ナンバー84 
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CGWORLD 2005年8月号 Vol.84
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第1特集 CGプロのためのPhotoshopテクニック 
基本から応用まで完全理解
映像制作における万人共通のツール、Photoshop。テクスチャ作成、背景制作など幅広く使用されるが、Photoshopで作業する部分はファイナルイメージを大きく左右するものが多く、映像制作の各工程の中でも非常に重要な部分である。3Dソフトに比べ、機能は単純であるが、その分、しっかりとした理解と応用力が必要だ。Photoshopの各機能を理解したうえで、ハイレベルなPhotoshopワークを実現しよう!
・Photoshopの基本機能を知る
・ペンタブレットを知る
・実作業の中に見る機能とテクニック1
「革と錆と木のオブジェ」
・実作業の中に見る機能とテクニック2
「雨と少女と教会」
・特別レビュー Photoshop CS 2、Adobe Bridge
第2特集 ILMの最先端技術を追え! 
スタッフが語るEP3作品コンセプトとVFXの全て!
完全保存版!『スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐』総力特集
1977年に第一作品目が公開されてから、非常に多くの人々を魅了してきた『スター・ウォーズ』シリーズ。それは一般の人のみならず、現在映像業界の最先端で活躍するアーティストたちにもあてはまることだろう。本特集ではILMで働くスタッフとのインタビューを通じ、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』で使用された技術やテクニックを貴重な画像とともに紐解いていく。
Contents 
概論/すべては『STAR WARS』のために!
アニメーションディレクター ロブ・コールマンが語る動きの秘訣!
ILMで働く日本人たち?/谷雅彦
ILMで働く日本人たち?/上杉裕世、行弘進、前田俊之、金沢倫次
『スター・ウォーズ エピソード3』のコンセプトアート
『スター・ウォーズ エピソード3』のシーンができ上がるまで
作品で使用された技術/Case1:Lighting、Subsurface Scattering
作品で使用された技術/Case2:Skin/Flesh
Industrial Light & Magicの歴史と功績
『スター・ウォーズ エピソード3』を観る前のおすすめ!
作品で使用された技術/Case3:Digital Double
作品で使用された技術/Case4:Cloth Simulation
作品で使用された技術/Case5:Hair Simulation
Special 
●CGWORLD7周年号表紙
ロンドンの異端児Johnny Hardstaff
『THE 6MM HATE HEAD』メイキング
7周年号の表紙を制作してくれた、Johnny Hardstaff。対話、表紙作品のメイキングを通じ、彼の素顔に迫る。
●映画『HINOKIO』監督・スタッフインタビュー
プロップとCGを巧みに使い分けた『HINOKIO』。本作のキーパーソンとのインタビューを通じて、監督が伝えたかったこと、そのために必要だった技術などを紹介する。
●夏の監督インタビュースペシャル
夏公開作品『ヒトラー〜最期の12日間〜』と『0:34 レイ_ジ_34_フン』を手がけた2人の監督へインタビュー。CGをどのように位置づけているのかなど、その思考に迫る。
●E3 2005徹底レポート
E3 2005でついに発表された次世代コンソール。任天堂、SCE、MSそれぞれ特徴あるプラットフォームとなり、新時代のゲーム像を垣間見せた。では、次世代でゲーム開発はどのように変わっていくのだろうか。現在判明しているスペックや技術キーワードなどから、次世代の開発環境を検証する。
technique 
●TV&CM REPORT
キリンビバレッジ『キリンレモン77』
架空のスポーツ「スカイシュート」の白熱した試合をアニメーションで描いた、キリンビバレッジ『キリンレモン77』のTVCMを手掛けたのは、大人気TVアニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』、『攻殻機動隊S.A.C. 2nd GIG』の制作を担当したプロダクションI・Gのスタッフたち。TVシリーズ2作品で培った手法はどう活かされたのか。制作当時を振り返っていただきつつ話をうかがった。
●アミューズメント探検隊
ドラッグオンドラグーン2
ドラゴンに跨り空を駆け、剣を取って地を走る。画面上にあふれるほどの数多の敵を、バッタバッタと薙ぎ倒す。そんな爽快感あふれるアクションRPG『ドラッグ オン ドラグーン』の続編が、2年と経たずに登場する。早速そのメイキングを、CGムービー、ゲームグラフィックスとともに紹介しよう。
●絵コンテ描こうぜ!
江口裕也/北川真也
「クエスト オブ D」ゲームムービー
プレイ中に挿入されるムービーは、ゲームに不可欠だが、あくまで 一要素。ゲームの内容を補完する目的で存在するわけだ。『クエスト オブ D』 のムービーの存在理由、その演出内容などについてセガの江口裕也氏と、北川真也氏に聞く。
●必殺テクスチャイリュージョン
龍裔の爪
細かい模様や、生物的な皮膚の感じ、ランダムな汚れなど、画像が大きくなるにつれ手だけで描くのはなかなか大変なものです。Photoshopのフィルタなどを利用して細かいディテールを描いてみました。
●人体II
「扉の開閉」〜扉をすり抜ける体
人体を映像表現する際に意外に見落としがちな「人体寸法と環境の関係」。今号では、住空間における「扉の開閉」を取り上げる。写実的な動きの表現テクニックはもとより、扉と関連部品のサイズや形状の解説はクリエーター必読!
●The Finish Works
「レトロゲーム風ピクセルグラフィックス」
今回のテーマは「レトロっぽいモーショングラフィックス」。素材作成にPhotoshopとparticleIllusionを使用して、少ない解像度と色数ならではの映像を表現していく。
●モデリングコンプリート
ミリタリーカラーの戦闘用ロボット
さまざまなモデリングに挑戦するこのコーナー。お題は戦闘用ロボットです。今回から元デザインも小川さんに担当してもらいますが、小川さん自身が試したいテクニックを挑戦できるモチーフで行っていきます。一緒にモデリングを極めていきましょう!
●新・CGメイキングレベルアップ講座
4つのソフトごとに4人のCG作家たちが、同一テーマで作品を制作していく本コーナーも今号にて第10回目を迎えました。今回のテーマは「時計」です。
・『LightWave 3D』
サルバトール・ダリの“時計”と優雅な猫の1日を描く
・『3ds Max』
神秘的な日時計をモチーフに物語性のある絵を作る
・『SOTIMAGE|XSI 』
海辺に横たわる砂時計でほっと一息
・『Maya』
時間そのものがゆったりと流れるような時計を制作
●キャラに命を吹き込もう!
基本的な水中での効果“泡”の表現
泳ぎに続いて、今回は水中での表現に欠かせない効果である“泡”を使っての表現を紹介していきたいと思います。
column 
●パラダイム・シフター
「エックスレイ・エージェント」
日本でもオンエアされた車の作品。そのディレクションを行なった人物との対話を通じてエフェクトアートの魅力とその可能性に迫る。
●解体新書 Animation Director's Interview
其ノ参『京田知己監督』
アニメーション作品を手掛ける監督たちの原点から現在までを追う’をテーマにスタートした本連載の第3回目のゲストは、TVシリーズでは初監督作品となる『交響詩篇エウレカセブン』を制作中の京田知己氏です!
●現場制作日記
河森正治監督最新作『創聖のアクエリオン』の現場制作日記も今回で最終回となりました。最後を飾ってくださるのは、CGディレクターの小林謙一氏です。
『創聖のアクエリオン』毎週月曜25:00〜25:30にて、テレビ東京系6局にて放映中
※放映時間の詳細はhttp://www.aquarion.info/にて
次号からは、某映画のスタッフのみなさんによる“現場日記”がスタートします! こちらもお楽しみに!
●一刀両断 ソフト
Shade 8 professional
最新バージョンShade 8シリーズが発売された。今回のバージョンアップの目玉は、ポリゴン編集機能のさらなる機能強化と、アニメーション新機能の追加、ブラッシュアップだ。
定価 1,280円(税込)
判型 A4変型
発売日 2005年6月29日