
CGWORLD 2003年2月号 Vol.54 (シージーワールド ナンバー54 
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CGWORLD 2003年2月号 Vol.54
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第1特集 上手に描く方法、教えます。 
絵コンテ描こうぜ! スペシャル
映画、CM、ミュージックビデオ、ゲーム、アニメ……いずれの映像にも絵コンテは存在します。
なぜそれが必要なのか、そして演出との関係は? 堤幸彦(TRICK)、河森正治(マクロス ゼロ)、手塚昌明(ゴジラ×メカゴジラ)、田所貴司(北風と太陽)、鈴木千尋(マックチョイス)など、監督自身に演出手法や、そのために必要な要素などを聞いていきます。そのほか各映像媒体における絵コンテの描かれ方使われ方の実例、そして実際にはどのように描いていくのかといったことも徹底紹介! もちろん特集にあわせた本誌特製の絵コンテシートを付録でお届け!!
映像好きなあなたに贈る決定保存版!!!
お年玉企画! 特別付録 
●CGWORLD特製 絵コンテシート
雑誌史上初! 映像制作には欠かせない絵コンテシートを、本誌オリジナルフォーマットで制作し、付録にしました。
しかも1:1.33のスタンダードサイズ(=4:3のテレビサイズ)と、1:1.85のアメリカンビスタの2フォーマットユニバーサルです!
色は4色あり、橙・緑・青・紫のうち、どれがあたるかお楽しみ。
使い方や描き方などは、第1特集にて解説しています。また天ノリ加工のため、レポート用紙のように簡単にばらけたりはしませんよ。
巻頭記事 
●Johnny Hardstaff
UKで一番注目されている若手ディレクター、Johnny Hardstaff。
彼の映像制作の手法について熱くインタビュー。SCEヨーロッパの『History of Gaming』『Future of Gaming』で話題となった彼の制作技法と手法をインタビュー。
新連載 
●The Finish Works
待望After Effects連載がスタート!! CGで作る映像は、レンダリングしてそれで完成ではない。
その後、いかに調整するかで仕上がりは変わってくる……。なにをどう見せたいのか、そのためにはなにが必要なのか?
演出したいこと、表現したい内容をAfter Effectsワークで仕上げていきます。
第1回は、色調補正による空気感の表現、および基本的なAfter Effectsの使い方を紹介します。
特別企画 
●2003年度スクールガイド
デジタルクリエイターを目指す人のための厳選スクールガイド。
求められる人材とは? 業界の現状とは? といった気になる部分をレポートしつつ、各デジタル系スクールを紹介していきます。
イレギュラー 
●出撃! マシンロボレスキュー
1月8日からスタートするアニメ『出撃! マシンロボレスキュー』では、主役となるロボットがすべて3ds maxを使ったCGで描かれている。
変形もすればダイナミックなアクションも描かれるロボットたちは、どのように作られ使われているのか? セルとの調和はどのように行なっているのか?
制作しているサンライズに直撃取材!
レギュラー 
●Cover Story
「AKIRA、DTSで再び覚醒!」
今月から表紙が変わります!
リニューアル以降続いてきたCGの表紙から、実写の表紙になりました。
毎回、特集の内容に合わせて表紙を作っていきますので、お楽しみに!
今回は絵コンテ大特集ということと、AKIRAのDTS版DVDを記念して、同作品の絵コンテをTシャツにプリントしてみました。
●PICKUP TOPICS
CGWORLDとして注目したい、製品からイベント、業界動向などを紹介していく新コーナー。
今月の注目は、
・HDD付きDVDレコーダ「TOSHIBA RD-Style RD-XS40」
・「GeForce FX」がついに正式発表!
・miniDVにHD記録できるJVCの新カメラ
・『機戦士ガンダムSEED』CGIディレクターに聞く
など、気になるTopics満載。
●Road Show
編集部オススメの映画を紹介。
今号の注目は『火山高』『ギャング・オブ・ニューヨーク』『キス★キス★バン★バン』。
●人体
CGキャラクターを作るなら、やはり構造を理解しないとダメでしょ?
体の構造を骨・筋肉レベルで見つつ、特定動作のときにはどんな動きをするのかといった細かい解説を挙げていきます。
「[最終回]表情 〜後編・特徴的な表情と感情 〜」
最終回の今回は、6ページにわたって表情について解説していきます。
思わぬときに発露する感情を表すもの、コミュニケーションの中で表れるもの、生理現象によるものなどパターンに分けて説明していきます。
●必殺テクスチャイリュージョン
3ds maxとPhotoshopを使って、テクスチャを使うことでいかにCGが優れたものになるのかを解説。
「羊のコントラスト」
年賀状、ということで2003年の干支である羊を制作。毛のもこもこ感を出すためにSHag:Hairを使っていきます。
そのときに必要な下地のテクスチャや、顔や角などの制作テクニックを紹介。
●至妙モデリングコンプリート
モデリングはどうやって行なっていくのか?
3面図を元にMetasequoiaを使って、モデル構築の実際を詳細に追った連載。
「細かなディテールにこだわる昆虫のモデリングテクニック」。
今回のモチーフは、両手に鋭い刃物を持つ「カマキリ」。外骨格生物の持つ独特の形状をいかに再現していくかを解説していきます。
●TV & CM Report
テレビドラマの現場から。
トヨタ自動車のカルディナのCM『アロー篇/月光篇』におけるメイキングを紹介。
トヨタの開発したビジュアルシミュレーションソフト「DSR」を活用して、CM映像が作られていく過程をレポートします。
●アミューズメント映像探検隊
「パンツァードラグーンオルタ[後編・ムービーパート]」
ゲームでのCGのあり方をリポートするこの連載。
今回はセガのXbox用ソフト『パンツァードラグーン オルタ』のムービーパートを紹介。
今作は、日下部実氏、くつぎけんいち氏、鈴木朗氏、今村卓也氏が参加している。
キャラクターデザインから、マケット制作といったアナログパート。
LightWave3Dと3ds maxを活用したムービー作りの裏側に迫ります。
●CGメイキングピンポイントセミナー
LightWave3D/3ds max/Maya/XSIを使って、同じお題のもとに、Tipsを紹介!
各ソフト2ページのボリュームでお届け! 今号からはXSIもメンバーに加わりました。
テーマは「羊」。
リアルタッチではなくデフォルメチックな羊をいかに表現していくのか、各クリエイターの腕が冴えます。
●CG用語 What's that?
誰も教えてくれない、CGのテクニカルターム。
毎月特定の用語を取り上げ、それは一体どういう意味なのか、どういう技術的バックボーンがあるのか、そして最新のものはどうなっているのか? を紹介します。
「スケルトンベースド・デフォメーション」
筋肉や皮膚の動きを表現するための手法にはさまざまある。
シェイプデフォメーションやラティス変形などの話をベースに、リアルタイムで筋肉収縮をシミュレートするDyRTを紹介。
●海外で働く2
海外で働く日本人クエイリターを追う人気連載。
インタビューだけの構成ではなく、海外に就職する際の有用情報も併記。もっと海外が身近になるはず!
「山田由美子(Freelance)」
映画をやりたいがために渡米した山田さんが、フリーでAvidのエディターを務めるに至った話や、彼女が描くマンガ『LAお笑い劇場』についてインタビュー。
●Paradigm Shifter
モノヅクリの根底には必ずある「コンセプト」。そこに迫る連載。
「シャイノーラ」
4人で1人のクリエイターというシャイノーラたち。なんと寝食も共にしているという。
その利点・欠点や、彼らの目指すクリエイティブについて聞いています。
●キャラに命を吹き込もう!
アニメーションとはなんなのか?
CGが一番欠けていると思われる、キャラクターの動かし方、演技の付け方、見せ方などを図解を通して解説。
「静止ポーズに存在する『動き』」
今回もちょっと番外編気味。静止したポーズのはずなのに、動きを感じるのは一体なぜなのか?
立体造型の話をもとに、ポーズの秘密に迫ります。
●プロデューサー見聞録
プロデューサーって一体なんなのか? そんな疑問に応える新連載。
第5回は、舞台のプロデュースを務める北村明子。
もとは役者でもあった彼女が、いかにしてプロデューサーになったのか。
「マネージャーもできて制作もできるっていうことが理想」と語る氏の職務論とは?
●DVDを知れ!
乱立するフォーマットと次々発売されるドライブ。
どれがどのような利点/欠点を持つのか、その使い勝手は?
ハードウェア&ソフトウェアからDVDを知る連載。
「DVDの構造を知ろう」
DVDを開くと見える数々のファイル、これらは一体なんなのか?
どのようなファイルとフォーマットで記録されているのか、というちょっと深い部分を解説します。
●注目製品一刀両断
新製品レビュー&ロードテストを行なう新コーナー。
気になるハード・ソフトの使い心地や性能をレビューを通して紹介します。
「MD 22292B & GLoria 4900XGL 9M」「AURAで遊ぶ・クレイアニメ」「character studio 4」「Evo Workstation W4000 SF+Avid Xpress DV v3.5」「Shake 2.5+Power Mac G4」
●とれたて! プロダクション情報
特集なんかでは紹介されるけど、普段のCGプロダクションや、TV局のCGルームはどんな仕事をしているの?
そんな疑問に応えるべく、業界動向の最先端がわかるページを新設。
今現在手がけている仕事、オンエアされているCMや番組のどのパートを担当したかなど、毎月紹介していきます。
今月は日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日の民放4局のCGルーム、アニメーションスタッフルーム、ウィルコリンクスデジワークス、白組、デジタフルロンティア、DML、ナブラ、ルーデンス。
定価 1,350円(税込)
判型 A4変型
発売日 2002年12月27日
付録 絵コンテ帳
<販売終了>